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嫌われる人、嫌われる広告2。 [広告]

では「雰囲気」とは何ぞや?ということを今回は考えてみるとしよう。ある人物がいる。立派な顎髭と口髭、さらには隆々たるもみあげを蓄えている初老の男性としよう。また、服装はTシャツにジーンズ姿。で、この男性の紹介文に「国立東京芸術大学卒業」と、あったらこれは即ち『芸術家って、こんな雰囲気だよね』で十分理解を得られてしまわないだろうか?けれども、同一人物が自身の素性を伝えないまま、アルミ缶を拾っていたら(アルミ缶で芸術作品をつくるつもりで…)こりゃもう所謂『ボブ・マーリーおじさん』だわな。つまり、みんなはなにがしかの「手がかり」を頼りにその人の「雰囲気」をプラスに持って行くか、マイナスに持って行くかを懸命に推し量っているわけだ。(それ以前のファーストインプレッション、なんてものも当然あるが、それは女性が言うところの『生理的に好きじゃない』という、全く根拠を推測することが不可能なカテゴリーに入るので割愛)見た目、つまり、顔がいいとか、悪いとか、確かにあるが、疑似恋愛的な嗜好を問うのでなければあまり問題にはならないと思う。要するにニッポン放送買収の際に、ホリエモンの服装のことを言ったナベツネの盟友みたいなもので、スーツを着ていない奴は失礼な奴だ、という彼なりの手がかりから、堀江さんはマイナス側に転がってしまうわけだ。でもって、雰囲気が気に入らない、とあいなる。また、紹介文という言い方をしたが、好き嫌いを左右する要因として「情報」あるいは「情報の出所」というのもけっこう悩ましい問題になる。


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めぎ

講義を受けてるみたいで楽しいです♪
by めぎ (2007-07-22 02:11) 

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