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不思議に思うこと [ブランド]

愛知万博閉幕後の「サツキとメイの家」の存続、あるいは移築についての話題をよく耳にする。でもこの家はスタジオジブリの許諾のもとに再現されているらしいので、所謂「権利」が発生するらしい。しかし、この家は昭和の何年代だかは知らないが、そのお手本とした昭和時代の民家があって、初めて作り上げることができたはずの家である。それもその時代であれば、おそらく標準的な間取りであったり、設備・仕様であったと考えられる。ということは、スタジオジブリのオリジナリティーが反映されている部分はネーミングだけということになってしまう…。しかも地方自治体はその「サツキとメイの家」と名付けられていることだけに、よほどの魅力を感じているのだろう。引く手あまたの状態と聞く。で、これって、実は「ブランド」と同じだよな…。と私は思ってしまう。さほど品質は変わらない。私から見れば、変なアルファベットの組み合わせで柄もデザイン的にあまり美しいと思えない。けれども、そこのブランド名が記してあれば、みんなこぞって高額な商品を喜んで買う。日本人の価値観、ってこんなものなんだ…とつくづく思う。あの、学生運動をしていて大学を中退した、と言っていた糸井さんでさえも「館長」ということで、わずか半年間開催するために、血税を注いだ万博の会場(サツキとメイの家)に姿を現す、という。そんなことを考えていたら、すでに死語となっているであろう言葉を思い出した。「反体制」。

私は万博を否定はしない。ただ、嫌いなだけである。大阪万博の時代とは、今や全く異なる情勢の時代に私たちは生きている。ましてや19世紀末のロンドン万博でパクストンが設計した「水晶宮」や、20世紀初頭のパリ万博でエッフェルが設計した「エッフェル塔」のように、新たな建築技術に挑んだ作品であればこそ、商業的要素がぷんぷんと漂う「サツキとメイの家」である。私は間違っているのだろうか?


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