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きれいな恋の話1 [友だち]

きれいな恋の話。今から書くことは、私のことではない。友人から

聞いた素敵な彼の恋の話だ。

 

今や、すっかり財をなして端から見ればかなりリッチに見える彼。

会社を興して順風満帆である。そんな彼は実はバツ一。以前の結婚

生活では子どもができなかった。

 

そして彼はひょんなことから子どもを授かる。けれどもその子どもは

彼のその時の奥さんとの間に授かった訳ではなかった…。悩んだ挙げ句、

彼は離婚をして、妊娠をした女性との結婚を選択した。

 

その彼が、私にこんな話をしてくれた。

 

「以前の結婚生活で、とても悔いを残していることがあるんですよ」。

それは一体どんなことなのだろうか…。尋ねてみたら、彼はこう言った。

 

「あの頃は会社に行く前、いつもぎりぎりまで寝ていて、彼女が私の

ためにつくってくれていた朝食に手をつけないまま、よく出勤したんです」

「その時に彼女がとっても寂しそうな顔をしていたのが、今でも忘れられ

ないんですよ」「あの朝食、食べていればよかったなぁ。」

 

その話を聞いた時、私はその光景が本当にリアルに浮かんだ。新聞を

読んでいる彼。食卓に朝食の皿を並べている奥さん…。そして、手を

つけないまま出勤する彼の背中を見ていた奥さん。

 

世の中はままならないものだ。愛だとか、情念だとかとは違うもので

行く先が変わっていく。そして時として、それを受け入れていくことが

宿命と呼ばれるものなのかも知れない。

 

でも、いいじゃない!そのことをそんな風に振り返って、言葉にできる

のだから!だって彼が過ごしたその時間は、何ものにも代え難く素晴ら

しく美しい時間だったのだから。


伸君の楽しみ [友だち]

伸君の趣味は、偽ブランド品の収集です。今まででいちばんのお気に入りはベネトンの偽物のベノテンだって言っていました。あ、伸君という人は私の草野球のチームメートだった人です。と言っても、最近は体調のこともあってほとんど試合には来ませんが、先月久しぶりに会ったので、伸君のことを書こうかな、と思い立ったわけです。

その伸君のもう一つの趣味。それはファミレスや回転寿司での待ち時間を楽しくするためのある工夫です。(こうして書いているけれど、実はこの話は随分前に彼から聞いた話なので、今はもうこれを趣味にしていないかもしれませんが…)

みなさん、思い出してください。ファミレスとか回転寿司って、けっこう混んでいて待たなくてはならないことがよくありますよね。概ね、そういう店にはノートのようなものが置いてあって、そのノートの仕切られた欄に自分の名前を書き込む、とこういうシステムになっているわけです。で、伸君はその待ち時間が退屈だ、ということで何とかその時間を楽しく過ごせないかなー、と考えたわけです。

そこで、天才である伸君はこんなことを考えたんです!自分の順番が来ると、お店の人は必ず「○○さまー、○○さまー」と呼びます。それをうまく使って悦びを得ようと。というわけで、伸君は「○○さまー」と呼ばれた時に楽しくなる名前を考えたのです。

ま、初歩的なものは「上(かみ)」とか「屋久(おく)」とかですね。当然、思惑通りに呼ばれなくてはいけないので、ルビは必須です。そしてこの場合は「神様ー、神様ー」「奥さまー、奥さまー」ですね。しかし、こんなんじゃ面白くない。やっぱり一緒に順番待ちをしている人たちも笑ってくれるようなのがいいと。

結果、「尾頭(おとう)」「緒場(おば)」「小路(おじ)」なども中級として編み出されます。いやー、でもこれでも物足りない!できればもっとみんなに受けるような「さまー」はないだろうか?

ついに上級編として「五黒(ごくろ)」「尾連(おつれ)」「笈者(おいしゃ)」「堀戸(ほっと)」「土奈(ドナ)」など、ホットサマーやらドナ・サマーまで登場させてしまう、という密かな愉悦を考案するに至ったわけです。(引例は一部私の想像も含まれています)

いかがでしょうか?退屈な待ち時間をスリリングで充実した一時に変えてしまう伸君マジック。みなさんも是非、考えてみてくださいね。


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共通テーマ:日記・雑感

ショージ [友だち]

またまたしばらく更新していない…。困ったもんです。私が一方的に好意を寄せるブロガーたちは毎日のように更新しているのに、なぜ、私は出来ないの?うーん、ネタがない…&これをネタにしようと思っていたことを見事にすっぱりと忘れる…。こりゃ、救いようがない!

更新していない間、ちょっとばかり他のサイトに出かけて討論?をしていました。某メジャーリーガーの記者会見での受け答えについて(好感が持てない)のブログ記事に、賛同するという意の私見を述べたら、もう罵詈雑言、誹謗中傷の弾丸にさらされました。ちょっとびっくり。理解できる部分を「わかります」と書けば「尻尾を丸めて退散か」などと書かれて、こりゃまともな話はできないわ、と思い沈黙。

少し前にも某SNSでも同じようなことがあり、意見を交換するというより揚げ足を取って、へこませることに躍起になる連中に辟易しました。よって、そこは即刻退会。どういうわけだか、今、ブログなど自らの意見を表明できるフィールドに、どうにも2CH的な発言が目立つような気がします。

ま、それはさておき、今日は私のスポンサー&友人のショージ(庄司)について書くことにします。ちなみにショージはこのブログを時々読んでいるので、あまりディープなことは書けない&怒るに違いないので、当たり障りのないことを。(お気づきだとは思いますが、今日は&の大サービスデーです)

さて、ショージは以前ビートルズのコピーバンドを組んでいました。偶然とは恐ろしいもので、そのバンドには伸吾(しんご、字は違っているかも知れません)という名前のメンバーがいたそうな。(市原悦子、日本昔話の声で)さらにさらに偶然とは誠に驚くことに、純
(じゅん、字は違っているかも知れません)という名前のメンバーまでいたとのことです。

ビートルズファンの方なら、もう既にお気づきでしょう。そうです!純レノン、庄司ハリスン、伸吾スター、まで、何と3人が揃ったわけです。そこでショージはあることを決意しました。「徹」という名前の奴をメンバーに入れよう!徹さえ入れば、遂に!徹マッカトニー加入で全メンバーが完璧に揃うことになるのです。

しかし、世の中、そうそう偶然は起きません!甘くないぜ!残念ながら、徹君は見つかりませんでした。とは言え、私がこうしてブログネタとして今日発表したので、ショージ、それはそれでよかっただろ、なっ。


親愛なるSに捧ぐ [友だち]

今月の1月5日、30年つきあってきた友人が死んだ。1月1日の日に心筋梗塞で入院、5日の日に帰らぬ人となった。享年49歳、私より3歳年下の彼は、私が今まで出会った人間の中で、いちばん面白い奴だった。

5日の夜、彼の家に行って骸を見た瞬間、堰を切ったように涙が溢れた。6日の通夜もけっこう泣いた。7日の告別式も少し泣いた。亡くなった、という連絡を聞いたのは取引先の新年会会場だった。12時からの新年会は名古屋の一流ホテルで開かれていた。まだ正月休みだから、ということで仕事の電話もかかってこないだろう思い、携帯電話の電源を入れたのは新年会が始まってからだった。延べ何人の知り合いから電話があったのだろうか?かなりの人数の人から電話があった。新年会の会場で私は目を潤ませていた。

暮れに電話で話したのが彼との最後の会話になった。頼み事をして、また来年いっしょに
飲もうと言って電話を切った。あいつは死んでしまった。私は生きている。どういうことなんだろう?答えは出ない…。伸哉、さようなら。

伸哉は私が勤めていた広告代理店にいた。私が紹介して入社したのだが、それから26年、あいつは勤め続けていた。最初の忘年会では奴と一緒に女装して「恋のフーガ」を歌った。以来、宴会の司会ではいつもコンビを組んだ。私もあいつも宴会が大好きだったから。

思い出話は尽きない。それをブログに書くことが私にとってどういう意味を持つのかは分からない。でも、このブログを読んでくれている人に私は伝えたい。私には素晴らしい友人がいたということを。そして彼を思う存分自慢したい。

火葬場でついに最後の別れがやってきた時、あいつの嫁さんはこう叫んだ。「伸哉さん、またね!」私はこころの中でつぶやいた。「伸哉、ありがとう…」

寺山修司は「さよならだけが人生さ」と言った。私は。


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