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あるドラマ。 [広告]

過日オンエアされたあるドラマを、ほんの少しだけ見て思った。

今や、テレビショッピングという番組が始まって、所謂CMと本編(番組)との
境目が限りなく消失しつつある。

本来、CMに割かれる時間は、いくら民放であっても放送総量の18%?
(うら覚えですいません)以下と決められていたはず。

そもそも某企業の某住宅情報誌がインサイダー取り引きなどの(政治家への)
利益供与によって、明らかな広告ページを記事扱いのように見せることで、
雑誌もどきとして日販などを通してしまったことから、こういう傾向が顕著に
なってきた。

結果、テレビショッピングという、とても番組とは思えない内容のものが、
広告としてでは無く番組としてオンエアされるようになった。そしてとうとう
…ここまで来たか、というドラマが出現した。

小説をドラマ化して骨太でアフォリズムに富んだものにするのは理解できる。
「白い巨塔」などはその典型にも見える。そこから窺えるのは、社会悪への
疑問を明らかにしようとするジャーナリズムだ

しかし、そのドラマはそういう視点は全く感じられなかった…。某企業のただの
提灯持ちのようなドラマ…。(終わりがけには、とうとう実際に販売している
商品映像までインサートされていた)

一体、何が言いたかったんだろうか?

そこではたと気が付いた!なるほど。これは手の込んだテレビショッピング
だったのだ。

メディアリテラシーの重要性をこれほど強く感じたことは無い。ある方向から
だけの情報による先入観や洗脳。

しかし怖いもんだなぁ、と思った次第である。(頭のいい連中にかかれば、
ある種の情報発信で好感度も簡単に買える時代になったのだ)

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