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勘三郎とおばさんと。 [歌舞伎]

名古屋御園座の吉例「顔見世」に、どうしても行きたくなって、昼の部、夜の部、と2回行ってきた。とはいっても、私は歌舞伎に詳しいわけでも何でもない。それ以前に見たことがあるのは、小学生の時だ。御園座が火事になって昭和36年か、37年に(ハッキリ覚えていない…)再建してこけら落としがあった。そのときにお袋がなぜだか、私を連れて行ってくれた。そのときに見たのは「勧進帳」であったことは記憶にある。というわけで40数年ぶりに、私は歌舞伎を見に行ってきた。

なぜ、行こうと思ったか。それは簡単である。中村勘三郎の襲名披露があるからだ。しかも夜の部では、通し狂言で「白浪五人男」を見ることができる。つまり、当然のことながら「弁天小僧」を18代目が演じるわけだ。前々から興味があった中村勘三郎、しかも、はまり役の弁天小僧ときたら、こりゃちょっとチケット代は厳しいが、どうしても見たい!もちろん最初に述べたがおまけに「襲名披露」だから「口上」の時間がある。これもぜひ、見たいと思っていたので、何とか電話で予約を申し込み、やっとの思いで予約が取れた…。(いや、本当にまともに予約しようと思ったら、なかなか取れないんですよ!このチケットが)

で、見に行ってきたわけだが、それはそれは面白かった。日本駄右衛門の仁左衛門は、身体がでかくて見栄えがいいし、南郷力丸を三津五郎、赤星十三郎を扇雀が、忠信利平を橋之助が演じて、みなかっこいい。有名な「稲瀬川勢揃いの場」。ど派手な着物姿で名乗りを上げるシーンでの勘三郎演じる弁天小僧菊之助の、洒落のめしたセリフの子気味のいいこと!(なぜかフーテンの寅さんの啖呵を思い出してしまった)私は外国のミュージカルを日本人が演じるものは見ない。なぜなら、それはイギリス人が歌舞伎を演じるようなものだと思っているからだ。ロンドンの「ハーマジェステイックシアター」で何度も見た「オペラ座の怪人」は、劇場の雰囲気も相まってやはり鳥肌が立つほど幻想的で美しい。

ところで、こういったところで必ず嫌な思いをさせてくれるのがおばさんだ。観劇の合間に勘三郎グッズでも記念に買っていこうか、と思って商品を見ていると、横から手が伸びてきて私の身体を押しのけるようにして商品を手に取る。そのときにはハンドタオルだったのだが、たたんであったそのタオルは、どうやらお好みではなかったらしい。広げて一瞥して、早速興味が失せたと見え、もちろん!たたみもせずにぽいっとその辺りに(まさしく)放り投げて、違うものを物色し始める。全くもって気分が悪いったらありゃしない。なんで、おばさんになるとああ図々しくなれるのか?私には理解できない…。

いやはや気分に水を差されてしまった。でも、そんなおばさんばっかりじゃない、分かってますって!じゃあ、次回は街でよく見るマナーの悪い主婦について、書いちゃおうかな、なんて…。あまり自分のことを棚の上に上げて書いちゃまずいかな。


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